カストリ出版初の書き下ろしフィクション作品、『女は沖を漕ぐ』
あらすじ
小説の舞台は、広島県の瀬戸内海に浮かんだ潮待ち風待ちの湊にあった御手洗遊郭。昭和31年、広島県警福山署に一本の電話が入る。鞆の浦に、胸をただ一発撃たれた男の水死体が上がったという。
事件を任された新米刑事 有馬遼と、ベテラン壇上克直。犯人の痕跡を追って、やがて2人は御手洗遊廓へ辿りつく。
過去に哀しみを背負った郭の女たちと、業を背負った男たち──。
50年前の殺しが平成の世に真実が明らかになる。
著者 略歴
昭和24年生まれ。作品に『駆けろ、鬼日向 水野勝成』(2011年、叢文社)『幕末を呑み込んだ男 小説・五代友厚』(2013年、産経新聞出版)がある。座右の銘・琴線を研ぎ澄まして、隠れた名もなき英雄の物語を書く
信条・書きたい物語を書きたいときに書く
書誌情報
・著者:黒川十蔵・発行:カストリ出版
・発行日:平成29年
・B6 / 349ページ / モノクロ
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