2015/03/13

『全国女性街ガイド』(昭和30年)

戦後の仇花、〝酌婦〟〝パンパン〟〝枕芸者〟…。

 今から60年前に刊行された色街ガイドブック、『全国女性街ガイド』を完全復刻!!

・著者:渡辺 寛
・復刻編集、解説:渡辺 豪
・復刻発行:カストリ出版
・仕様:新書(172x105) / 261ページ / 並製

>>紙書籍(5,400円)
>>Kindle版(4,860円)

 戦後10年目の昭和30年、〝売春地帯〟をルポした唯一無二のガイドブックが刊行されました。渡辺寛 著『全国女性街ガイド』です。

 現在、古本市場では数万円で取引されている幻の色街史料、『全国女性街ガイド』。売春黙認地域、〝赤線〟のみならず、ガード下にうごめく〝パンパン〟、スナック裏稼業〝青線〟、風待ち港の伝統売春〝おちょろ舟〟、歓楽温泉街の〝お泊り女中〟など、戦後日本に存在した約353箇所の女性街ルポを完全収録!

赤線跡探訪に欠かせない圧倒的な情報量


 現在、比較的入手しやすい『女性街ガイド』は、木村聡『赤線跡を歩く3』に『よるの女性街・全国案内版』として再録されていますが、こちらはカットされたコンパクト版。

今回、原著を忠実に復刻。圧倒的な情報量を掲載。

 ●今回復刻した『全国女性街ガイド』
 ・文字数:12万字
 ・掲載地:351箇所

 ●コンパクト版『女性街ガイド』
 ・文字数:6万字
 ・掲載地:270箇所

付録特典1:木村聡氏の採り下ろしロングインタビュー


 『赤線跡を歩く』シリーズの著者、木村氏にインタビュー。

・木村氏と赤線とのファーストコンタクト
・『赤線跡を歩く』はどのようにして生まれたのか?
・木村氏が歩いた当時の旧赤線はどのような雰囲気だったのか?
・木村氏が推理する渡辺寛の素顔

など、現代の赤線第一人者である木村氏の口からしか聞けないエピソードを多数収録。約9500字の超ロングインタビュー。

付録特典2:『女体風土記』


 元来、寡作だった『全国女性街ガイド』の著者、渡辺寛氏の女性街ルポを新たに発掘。氏の世界観に触れることのできる短編ルポ。

付録特典3:『詫びる』


 渡辺寛氏は若かりし頃、プロレタリア文学を志した青年作家でもあった。若干22歳の時に芥川賞予選候補作となった作品、『詫びる』(昭和10年)も復刻。〝女性街〟とはかけ離れた労働者の視点から捉えた文学作品。氏のもう一つの側面を窺い知ることのできる貴重な史料。

目次


・本編 『全国女性街ガイド』
・特別インタビュー 『時代を超え女性街を歩いた二人の男 ~渡辺寛・木村聡~』
・貴重史料発掘 『女体風土記』「東北地方の巻」
・芥川賞予選候補作品 『詫びる』

>>紙書籍(5,400円)
>>Kindle版(4,860円 / プライム会員0円)